夏は、酸っぱく辛い物を欲しませんか?
夏バテで食欲がない。。。という方も食べられる、そんな欲求を満たしてくれる簡単でヘルシーなタイ風サラダです。
タイのサラダと言えばヤムウンセンが有名ですが、魚介の下準備がなかなか手間がかかり大変。
魚介の替わりにあっさり”豚肉とパクチー”をレモンとナンプラーでシンプルに楽しむレシピです。
エビやイカがあったら、ボイルしてプラスしてください。
豚肉の替わりに牛肉でも大丈夫。アジアン、エスニックもワインに合います!
*ポイントは一番下。(調理時間:15分以下)
- 豚こま切れ肉……150g(3cm程度適当な大きさに切る)
塩コショウ(下味用)
ショウガ……1かけ(薄切り)*茹でる際にお湯に入れる。
- 春雨……50g(乾燥時)
- セロリ……1/2本(斜め薄切り)
- 紫玉ねぎ(または玉ねぎ)……1/4個(縦に薄切り)
- 万能ねぎ……4本(棒切り)
- パクチー……2束お好みで★
- レモン……1/8(串切り)*お好みで添える
-
<ナンプラーレモン ドレッシング>
- ナンプラー……大さじ2
- 搾ったレモン汁……大さじ2
- 米酢……大さじ1
- 砂糖……大さじ1 1/2
- 唐辛子……2本(小口切り)
- ニンニク……1/2かけ(すりおろし)
作り方
- 【1】材料を切る。
- ・材料は上の記載通りに切る。
- ・豚肉は塩コショウしておく。
- 【2】ボウルにドレッシングの材料をすべて入れよく混ぜ合わせておく。
- 【3】鍋にお湯を沸かし、春雨を袋の表示通り茹で、春雨を取り出しざるにあげておく。春雨を茹でた同じ湯にショウガのスライスを入れ、豚肉を茹でる。
- 【4】【2】のボウルのドレッシング液に、茹でた春雨、豚肉を入れ、一度なじませてから切った材料の野菜を入れ全体を混ぜ合わせたら完成です。
(温かいものを先に入れ、味を沁み込ませるのがポイント!)
レシピ
監修者
吉田 順子(よしだ じゅんこ)
日本ソムリエ協会認定 ソムリエ
食べることが大好きなことから、料理教室に7年間通い続けている。明治屋クッキングスクールでは、和食・洋食・中華・菓子の基本コースをマスター。食事の際のお酒の楽しみ方とマリアージュに感動したことから、ワインを学び始める。フードアナリストの資格も保有し、時々フード媒体でライティングを担当。美しいもの、おいしいものが好き。お料理とお酒の楽しみ方、お料理とワインのマリアージュによって食卓がより明るく、おうちでのワインがより楽しくなればうれしいです。おうちでの楽しみ方、ワインの魅力をたくさんお伝えしていきたいと思います。
【その他保有資格】
JSA SAKE Diploma、唎酒師、オリーブオイル ジュニアソムリエ、フードアナリスト、日本プリザーブドアーティスト協会 認定講師
マリアージュ
ワンポイント
タイ料理は、酸味、甘味、辛味、塩味が見事に整い、5味を満たしてくれる、実はバランスのよいお料理です。(5味には苦味という味覚が入ります。)ただワイン合わせはなかなか難しい。それは、タイ料理には欠かせない辛味という要素が少し邪魔をします。また、タイ料理に欠かせない、魚醤、ナンプラーも魚の独特の風味を持っているため、旨みがプラスされますが、調味料やワインの合わせを間違えると、魚臭さや辛味など、その風味、味わいだけが際立ってしまいます。
さらにパクチーという独特の風味をもった香草が入ることで清涼感、苦味も加わりシンプルですが、実は複雑性のある味わいのお料理です。
そんなお料理には、オレンジワインやロゼワインが最強コンビ。辛味で舌がおかしくなりそうなところもちゃんとカバーしてワインも引き立てます。
パクチーと合わせて、清涼感たっぷりのソーヴィニヨンブランなども合わせやすいです。
合わせてみて?となった場合でも
たっぷりのレモンやビネガーを用いて、その濃さや味わいを調整してお好みに味変させて楽しんでみてください。ヤムウンセンにあるピーナッツ甘みをプラスしたり、その食感を楽しめます。酸味が強すぎるようでしたら、オリーブオイルをひとまわしするとよいですよ♪
2021.8.19公開