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お料理とワイン

ホタルイカと菜の花、からすみの春色パスタ

春の旬の食材、ホタルイカと菜の花を使ってシンプルにアーリオ・オーリオ。
コクとアクセントでからすみを使っています。
からすみはご家庭にはないかたも多いと思いますので、なくても大丈夫。
かわりにパルミジャーノをかけると味わいにぐっと深みが増します。
からすみの黄色の色合いが華やかさをプラスしてくれ、春を感じられる一皿です。
(調理時間20分以下)

ホタルイカと菜の花、からすみの春色パスタ

材料

2人前

  • パスタ……180g(フェデリーニ)
  • ホタルイカ……1パック
  • 菜の花……1束
  • からすみ……1/3本(お好みで)
  • にんにく……ひとかけ(みじん切り)
  • 鷹の爪……1本(種を取って、半分にする)
  • 白ワイン……50ml
  • エキストラバージンオリーブオイル 大さじ3(仕上げ用に別途大さじ1)
  • 塩……少々(パスタ茹でる用は別途)
  • 白コショウ
  • <下準備>
    • 買ってきた菜の花はしなびています。
      茎の下を1センチ切り、水をはったボールに最低30分程度つけましょう。
      これで、元気になり食感がシャキッとしておいしくなります。
    • ホタルイカは、目、口、すじを取り除いてください。
      すじは頭の先をつまめばする~と抜けます。
      このひと手間がおいしくなります。

作り方

  1. 【1】パスタを茹でる。パスタは、袋に記載されているゆで時間より1分先にあげる。
    お湯……2人前ゆでるなら2L
    塩……2Lに対して大さじ1と1/4(約20g)
    ※塩は1Lのお湯に対して1%。10gの塩を入れてください。
  2. 【2】パスタ茹で始めると同時に、フライパンにオリーブオイルを入れ、タカの爪、にんにくを弱火で焦がさないようにオイルに香りを付けます。
  3. 【3】にんにくの香りが出たら、ホタルイカを入れ軽くソテーし、白ワインを入れ、アルコールを飛ばします。
  4. 【4】パスタのゆで汁、お玉1杯分をフライパンに入れ、オイルと水分をなじませたあと、菜の花を入れ、軽く塩コショウします。(ここで塩加減を確認してください。)
  5. 【5】茹で時間1分前に引き上げたパスタを【4】の熱々の状態のフライパンに入れ混ぜ合わせる。火を止め、おろし金ですりおろしたからすみをざっくり混ぜ合わせる。(フライパンで炒めてはいけません。)
  6. 【6】最後に大さじ1のオリーブオイルを回しかけます。
    皿に盛り、最後にからすみを上から削って出来上がり。

【コツ・ポイント】

・パスタを茹でるときの塩の分量は、基本です。覚えておくと簡単です。
・からすみは火を入れすぎると固くなってしまいます。混ぜるときは必ず火を止めてから。

レシピ監修者

レシピ
監修者

吉田 順子(よしだ じゅんこ)

日本ソムリエ協会認定 ソムリエ

食べることが大好きなことから、料理教室に7年間通い続けている。明治屋クッキングスクールでは、和食・洋食・中華・菓子の基本コースをマスター。食事の際のお酒の楽しみ方とマリアージュに感動したことから、ワインを学び始める。フードアナリストの資格も保有し、時々フード媒体でライティングを担当。美しいものが好き。ワインもそのひとつ。お料理とお酒の楽しみ方、マリアージュを追求し、日々のご家庭での食卓が楽しく、美しくなるよう、様々な角度から提案をしていきます。

【その他保有資格】
JSA SAKE Diploma、唎酒師、オリーブオイル ジュニアソムリエ、フードアナリスト、日本プリザーブドアーティスト協会 認定講師

マリアージュ
ワンポイント

にんにくとたかの爪を使ったアーリオ・オーリオと言えばイタリアですね。
産地を合わせて酸とミネラルがしっかりとしたイタリアの白ワインは鉄板です。
【コク・辛口】タイプにあるしっかり目の白ワインが、ホタルイカ、からすみの濃厚な味わいと、菜の花の苦みによく合います。
飲んだ後に、心地よい苦みを感じる、「ナイア」「ラフォー」「ポンジーピノグリ」、オレンジワインがおススメです。

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