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お酒のあれこれ

29 スパークリングワインの度数は低め?シャンパーニュの魅力を知っておいしく飲もう(2025.8.4)

シャンパーニュをはじめとする数々のスパークリングワイン。
お祝いの席にふさわしい華やかさが特徴です。
軽やかな口当たりで、つい飲みすぎてしまいがちなスパークリングワイン。度数はどのくらいなのでしょうか。
ほかのお酒との違いも含めて、シャンパーニュやスパークリングワインの度数と飲み方を解説します。

スパークリングワインの度数を知る

スパークリングワインは、飲み口がライトというイメージがあります。実際のアルコール度数はどのくらいになるのでしょうか。
ほかのワインのアルコール度数と比較しながら、スパークリングワインの度数について解説します。

スパークリングワインの度数は5~12.5%

スパークリングワインの度数、実は種類によって異なります。10~13%くらいが平均ですが、度数が5%ほどの低アルコールタイプもあります。

ほかのワインとスパークリングワインの平均的な度数を比較してみましょう。

赤ワイン13~15%
白ワイン11~13%
ロゼワイン10~13%
スパークリングワイン10~13%


あくまで一般論ですが、スパークリングワインのアルコール度数は、赤ワインや白ワインと比較すると低め、といえます。

スパークリングワインの度数はなぜ低め?

スパークリングワインの度数が低めな理由。それは、原料や生産工程にあります。 理由を分かりやすく解説します。

① ブドウの早摘み
スパークリングワインに使用されるブドウは、早摘みのものが使用されることが大半。早摘みのブドウは糖度が低く、発酵してもアルコール度が低めになります。
またフレッシュな早摘みのブドウを使うことで、ベースのワインは癖のない軽やかなものになり、泡との相性がよくなるのが早摘みの特徴。

② 発酵時間が短い
アルコール度数10%以下のスパークリングワインは、発酵時間を短縮して造るケースがあります。発酵を抑制し、糖分がアルコールに変換される前に中断することで、アルコール度数低めのスパークリングワインが完成します。

スパークリングワインの製法

アルコール度が低めのスパークリングワイン、いったいどのように造られているのでしょうか。
スパークリグワインの製法は、主に5つあります。

① トラディショナル方式(シャンパーニュ方式)
アルコール発酵したベースのワインに、糖分と酵母を加えて二次発酵。このとき発生した炭酸ガスを瓶内に封じ込め、さらに瓶内で二次発酵します。このため、「瓶内二次発酵方式」と呼ばれることも。

フランスのシャンパーニュ、スペインのカヴァ、ドイツのゼクト、イタリアのフランチャコルタはこの方式を用いています。

② シャルマ方式
アルコール発酵したベースワインをタンク内で二次発酵。製造過程で空気に触れないため、アロマが多く残るスパークリングワインになります。大量生産が可能。

フランスのヴァン・ムスーやイタリアのプロセッコはこの方式です。

③ トランスファー方式
瓶内で二次発酵させたワインを加圧タンクに移動、冷却とろ過の後、瓶に詰め替える方法です。

オーストリアやニュージーランドのスパークリングワインは、トランスファー方式を用いるタイプが多いです。

④ メトード・リュラル方式
二次発酵の途中で瓶詰めし、残りの発酵は瓶内で行います。 フランスのラングドック地区などで行われています。

⑤ 炭酸ガス注入方式
ワインに炭酸ガスを直接吹き込む方法です。
低価格のスパークリングワインはこの方法で造られます。

スパークリングワインの種類とそれぞれの度数

世界的に知られたさまざまなスパークリングワイン。それぞれの度数の大まかな目安を解説します。

シャンパーニュ(フランス)11~12%
ヴァン・ムスー(フランス)9~12%
ムスー(フランス)9~12%
クレマン(フランス)11~12%
ペティヤン(フランス)7~9%
プロセッコ(イタリア)10.5~11.5%
スプマンテ(イタリア)11~12%
フリッツァンテ(イタリア)7~10.5%
モスカート・ダスティ(イタリア)4.5~6%
カヴァ(スペイン)11.5~12.5%
エスプモーソ(スペイン)9~12%
ヴィーノ・デ・アクハ(スペイン)5~9%
ゼクト(ドイツ)10~12%
シャウムヴァイン(ドイツ)10~12%
パールヴァイン(ドイツ)7~9%
新世界のスパークリングワイン11~13%


アルコール度数だけではない!カロリーも低め

スパークリングワインはアルコール度が低めのワインですが、実はカロリーも低めです。
ワイン100mlあたりの平均的なカロリーは、赤ワインの89kcalに対してスパークリングワインは80kcalほど。白ワインやロゼワインの86kcalに比べても低めです。

飲みすぎには注意が必要ですが、スパークリングワインは軽やかに楽しめるのが何よりの魅力です。

スパークリングワインの代表格、シャンパーニュの魅力

スパークリングワインの王者といえばシャンパーニュ。
シャンパーニュは、フランスのシャンパーニュ地方で生産されるスパークリングワインです。
シャンパーニュの魅力に迫ります。

シャンパーニュの定義

フランスでは数々のスパークリングワインが生産されていますが、シャンパーニュを名乗ることができるのは、シャンパーニュ地方で生産される一部のタイプだけです。
フランスのワイン法によって定められた条件を満たしたシャンパーニュ産のスパークリングワインだけが、シャンパーニュと呼ばれるのです。

ほかのスパークリングワインとシャンパーニュの違い

世界中で造られているスパークリングワインとシャンパーニュには、どんな違いがあるのでしょうか。

シャンパーニュは、スパークリングワインの一つです。
フランスのシャンパーニュ地方で造られ、ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネなど、既定の品種を材料としていること、シャンパーニュ方式を用いることなどが、シャンパーニュと名乗るための条件。

またシャンパーニュは、スパークリングワインの中では珍しく、異なったヴィンテージ同士のブレンド(アッサンブラージュ)をすることでも知られています。
シャンパーニュ地方は寒冷な気候であるため、作柄の波を避けるために用いられる方法です。

シャンパーニュの歴史

世界に名だたるシャンパーニュが生まれたのは、1694年といわれています。
17世紀の終わり、シャンパーニュ地方のホービェー僧院で酒蔵の管理をしていた修道士ドン・ペリニョンによって誕生しました。

中世の修道院は、優秀な頭脳と労働力が集中する場所でした。ドン・ペリニョンは1639年生まれ。彼は味覚、嗅覚、記憶力に優れていて、1715年に亡くなるまで、修道院においてシャンパーニュづくりに人生をささげたそうです。

瓶内二次発酵、アッサンブラージュはドン・ペリニョンの発案であったほか、コルク栓の固定を生み出したのも彼です。まさにシャンパーニュづくりの基礎を築いたといえるドン・ペリニョン、彼の名前はそのまま高級シャンパーニュの銘柄の一つになっています。

シャンパーニュの三大銘醸地

一口にシャンパーニュといっても、場所によって特徴があります。
シャンパーニュの三大銘醸地の特色をご紹介します。

① モンターニュ・ド・ランス
ランス市の南から西に広がる丘陵地帯、モンターニュ・ド・ランス。この地方のシャンパーニュの主要品種はピノ・ノワールです。
標高が高い場所で栽培されるブドウの影響を受けて、シャンパーニュは力強くまろみのある味わいに。ヴーヴ・クリコやボランジェなど、世界的なブランド力を持つシャンパーニュが多数生産されています。

② ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
蛇行するマルヌ川沿いの斜面に広がるヴァレ・ド・ラ・マルヌ。極めてコクのあるピノ・ノワール、この地と相性がよいムニエが主力品種です。果実感がしっかりとしていて、フルーティー感と優しい泡の相性が抜群のシャンパーニュ。モエ・エ・シャンドンの畑があるほか、ジャカールや、ブルーノ・パイヤールなどのメゾンがあります。

③ コート・デ・ブラン
白亜質の斜面が特徴のコート・デ・ブラン。シャルドネが主要品種で、ミネラル感の強いシャンパーニュが生まれる土地です。柑橘類のアロマが鮮烈で、ヘーゼルナッツやブリオッシュを思わせるまろやかさもあり、エレガントなシャンパーニュです。

超高級ブランドであるサロン、ピエール・ジモネなどがあります。

世界的に愛されるシャンパーニュならではの魅力

スパークリングワインの最高峰といわれるシャンパーニュ。いったいどんな魅力があるのでしょうか。

まず、誕生秘話がドラマチックなシャンパーニュ。戒律の厳しいベネディクト修道会の僧ドン・ペリニョンがストイックに最高のスパークリングワインを目指して生まれたシャンパーニュは、それだけにドラマチックな味わいがあります。

ドン・ペリニョンが礎を築いたシャンパーニュは、非常に厳しい条件をクリアして完成するため、キレ味やエレガンス、力強さと豊潤さなど、ほかのスパークリングワインでは味わえない魅力が詰まっています。

またお祝いごとにふさわしいきめ細かな泡はシルキーな食感。優雅な場にふさわしい要素をすべて内包しているのがシャンパーニュなのです。

シャンパーニュのおいしい飲み方

シャンパーニュを優雅においしく飲むためには、ずばり、シャンパーニュグラスと呼ばれるフルート型のグラスがベスト。炭酸ガスの揮発を防ぐために、口径が狭くなっている細長いフォルムをしているのが特徴です。
またビジュアル的に泡を楽しむために、背も高いのがシャンパーニュグラスです。

グラスに注ぐときは、シャンパーニュならではの泡の音をぜひ楽しんでください。果実感やナッツの香りなど、香りを楽しんでからゆっくりと味を堪能。生ハムやシーフードとのペアリングで、さらにおいしく飲むことができます。

シャンパーニュは余韻も最高です。幸福感に包まれるような余韻を、ぜひ楽しんでください。

スパークリングワインのおすすめとおいしい飲み方

さまざまな種類があるスパークリングワイン。
おすすめとおいしい飲み方を具体的にご紹介します。

 おいしく飲むための適温は低め
スパークリングワインは、赤ワインと比べると低めの温度が適温といわれています。

 軽い飲み口のモスカートやプロセッコは6~8℃。
シャンパーニュをはじめとするアルコール度が高めのタイプは9~12℃。
果実感が楽しめる一般的なタイプは7~10℃。

タイプによって適温は微妙に変わるので、購入時に聞いてみるのもよいかもしれません。

優雅に楽しみたいシャンパーニュ&スパークリングワイン

スパークリングワインは、若い世代を中心に消費が右肩上がり。お祝いごとにぴったりの美しい泡立ちは、絶大な人気を誇っています。

スパークリングワインの一般的なアロマは、リンゴや洋梨、レモン、ライム、フレッシュなハーブ、桃、アプリコットなど。そのみずみずしさは、特に女性に人気があります。

シャンパーニュなどの重厚なタイプは、トーストやヘーゼルナッツ、生クリームといった複雑なアロマが楽しめるのが醍醐味。

いずれも、食前や食後に楽しむワインです。
例えば酸味がキリっとしたブリュットは、食欲を刺激してくれる効能があります。一方ドゥやモスカートなどの甘口は、食後のデザートにピッタリです。

前菜や揚げ物、デザートとも合う!

華やかなシーンにピッタリのスパークリングワイン、フォーマルな場所だけではなくカジュアルに楽しむ傾向が高まっています。

季節に合わせて、食材に合わせて、さまざまな形で楽しめるスパークリングワイン。おすすめはこちらです。

・果実感と奥の深さ、双方を体感できる王道のシャンパーニュ!
https://wineand.jp/products/detail/1193

モンターニュ・ド・ランスのグランクリュ、アンボネイで生産されるベルナール・ブレモンのアンボネイ グランクリュ ブリュット。
アルコール度数は12%、リンゴや洋梨、シトラスのアロマがノーブルな逸品です。
豊満で優雅、成熟したフランス美女のような趣があり、おめでたい席にピッタリ。

・イギリス王のご贔屓!ワイン誌でも高評価のシャンパーニュ
https://wineand.jp/products/detail/766

モンターニュ・ド・ランス産のブドウ100%で造られるシャルル・ド・カザノーヴのブリュット・ロゼ。1811年創業の伝統的なメゾンで造られるシャンパーニュは、華やかな宮廷の主役であったイギリス王エドワード7世が愛したといわれています。

アルコール度数は12%。淡いサーモンピンクが上品で、イチゴやチェリーの豊かな風味が魅力的。骨格はしっかりしていますが口当たりがよく、ハレのシーン以外でも楽しめるのがポイントです。
洋食だけではなく、焼き鳥やアナゴなど甘いたれを使った和食とも好相性。エスニック料理とも楽しめます。

・ラベルの天使が愛らしいアスティは低アルコールで初心者向き
https://wineand.jp/products/detail/1533

北イタリアの銘醸地で造られるサンテロの天使のアスティ。コスパ抜群の1本で、マスカットや白桃が持つ華やかさとみずみずしさを堪能できる、甘口のスパークリングワインです。

アルコール度数は7.5%。前菜やデザートともよく合います。ふわっとした甘さと泡は、まさに天使のほほえみのような優しさ。世界中にファンが多い1本です。

・フランスとイタリアのスパークリングワイン代表格をお買い得価格で!
https://wineand.jp/products/detail/1668

スパークリングワイン製法としては正統ともいえる瓶内二次発酵を経て造られた3本。
① ランティエリ フランチャコルタ サテン(イタリア)アルコール度数12.5%
② ダミアン ウーゴ オマージュ エキストラ・ブリュット(フランス)アルコール度数12%
③ ジョセフ・ペリエ キュヴェ ロワイヤル ブリュット ナチュール(フランス)アルコール度数12%

それぞれの瓶のたたずまいから風格が漂う3本は、複雑さや奥行き、余韻も申し分なし。パートナーや仲間と、大切な日に楽しみたいスパークリングワインのセットになっています。

最後に

ハレの日や大切な人たちとの集いにふさわしいスパークリングワイン。
シャンパーニュに代表されるスパークリングワインは、世界的に消費が高まっています。
スパークリングワインの度数はさまざま。一般的なワインと比べると低めの傾向があります。製法が異なるスパークリングワインは、さまざまなシーンで味わいたいものですね。
華やかでエレガントなその魅力、ぜひ日常でも楽しんでみてください。

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