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不動の人気を誇るブランドのワインがある一方で、ワインのトレンドは変化し続けています。SNSによる世界的な風潮の影響を受ける人気のワインもあれば、地球環境の変動によるトレンドもあります。 こうしたトレンドを知ることは、ワインに関する知識を深めてくれます。最近のワインのトレンドのいくつかをご紹介します。
近年注目されているワインのトレンドをご紹介します。
・スパークリングワインの人気は継続
多様性やジェンダーというキーワードをよく耳にする近年、ワインの世界も変わってきました。
例えばロゼ。
優しいピンク色、甘い味わいなどから、ロゼは女性の間で人気のワインとされてきました。実をいえばロゼの8割近くは辛口。男性もロゼを楽しむ時代に突入しています。
またここ数年、スパークリングワインの市場は活況を呈しています。シャンパーニュをはじめとするスパークリングワインは、かつてはお祝いや記念日のワインでした。
今はZ世代を中心に、日常的に楽しむワインへと様変わりしています。炭酸飲料のような感覚が受けて、ハンバーガーやポテトチップスにも合うところがスパークリングワインの人気の要因です。
・地域性やテロワールを意識したワイン
カジュアルで値段もお手頃なワインの人気が高まる一方、テロワールへの回帰も顕著に。
ワイン愛好家には、特定の地域のアイデンティティを反映したワインを求める人が増えています。伝統や職人的な手法が再評価され、国際的な流通量が少ないワインへの注目も急上昇。テロワールを意識した飲み方が、脚光を浴びています。
・ワインツーリズムの人気が上昇中
ワインは単なる飲み物ではなく、長い歴史を持つ重要な食文化の一つ。ワインにまつわる文化的な経験ができるワインツーリズムは、世界的に人気を博しています。
ワインのテイスティングをするだけではなく、ブドウ畑の見学、醸造工程の鑑賞、熟練のソムリエによるマリアージュの説明など、ワインツーリズムの内容も洗練され、より多彩になりつつあります。ワインに合わせて、地元産の食材を使ったレストランが併設されたワイナリーも増加中。
ワイン、文化、美食、自然を体験できるのがなによりの魅力です。
地球の温暖化や環境の変化が、毎日のようにニュースになっています。ここ70年で平均気温が1.5℃上昇したといわれ、ワイン生産者も変化に即するための試行錯誤を繰り返しています。
SDGsに貢献することを意識して、ワインを選ぶ人が増えています。
・ワインの選択は地球環境保護の関与に
ほぼ毎日のように流れてくる地球温暖化によるさまざまな災害ニュース。ワインを愛する人は、自分のワインの選択が環境に与える影響を意識するようになりつつあります。
オーガニックからビオディナミ農法によるワインまで、持続可能性を考慮したワインの人気が高まっています。
・ナチュラルワインやオーガニックワイン
添加物や保存料などを使わないナチュラルワイン、化学肥料の使用を最低限にまで削減するオーガニックワイン、自然のサイクルを基点にブドウの栽培を行うビオディナミ農法。
消費主義の流れに反するこうした動向が、近年のワイン業界の大きな原動力になっています。
フランスのブルゴーニュを中心に、ブランド力を持つワイナリーもこうした試みを次々に導入しています。
・エコパッケージやトレーサビリティのワイン
環境に敏感なワイン製造業者は、プラスチックの使用を減らし、リサイクル可能な材料を選択するなど、パッケージにもこだわっています。輸送の負担を軽減する軽量ガラス瓶や、テイクアウトワインも増えているのだとか。
また、生産工程の透明性を高めるため、生産や加工、流通の履歴情報を追えるトレーサビリティを導入する業者もいます。消費者がワインの安全性を確認できるシステムは、今後も増えそうです。
生活習慣病が社会問題となっている近年、ヘルシー志向のワインを選ぶ人も増えてきました。健康を意識したワインには、どのようなものがあるのでしょうか。トレンドから追ってみましょう。
・糖分が少ないワイン
以前のワインは糖分が多いことで風味や豊潤さが増すといわれていましたが、最近は糖分の少ないワインの人気が上がっています。
過剰な糖分は肥満や糖尿病の原因になります。健康意識の高まりから、糖分少なめのワインがトレンドになっているのです。
・低アルコールやノンアルコールのワイン
低アルコールやノンアルコールのワインもおいしいものが増え、アルコールの摂取量を意識したい人から支持されています。アルコールの過剰摂取は、生活習慣病や肝疾患の原因になるため、厚生労働省も注意を促しています。(※1)
Z世代を中心とした若者の間では、アルコールが12%未満の白ワインやロゼの人気が高まっています。また2025年は、ノンアルコールのワインの需要も上昇する兆しが。
健康に気を配りながらワインを楽しみたいという人のために、高品質のノンアルコールのワインが次々に市場に登場しています。
引用元:
※ 1.厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001211974.pdf
ワインのトレンドは、若い世代が好む風潮や、ワイン愛好家たちの嗜好の変化から生まれます。また、日々のニュースで目にする地球環境の変化も、ワインのトレンドに影響を与えています。
おいしいワインを選ぶときは、ワインのトレンドを意識するのも一興。より深く、ワインの世界を知ることができます。
(2017)ジルベール&ガイヤール 2018 金賞&91点、
(2010)マコン グラン・ヴァン・コンクール 2013 金賞。
「ブドウ本来の味わい」と「土壌の特徴」を大切にしベスト・バリューなワインを造りだす生産者。
2023ヴィンテージが2月17日入荷予定です!!三次産原料100%で造るこだわりのワイン"TOMOÉ"シリーズ。
イタリア・アブルッツォの自然派ビオのオレンジワイン。軽めのマセラシオンで柔らかくフレッシュ。果実の甘みをしっかり感じながらも、ミネラル感や酸味、厚みのあるアルコール感が素晴らしい調和です。
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2018年度ベストオイスターワイン賞受。2016Vin-ワインエンスージアスト88Point!オレゴンの高品質の「ピノ・グリ」!
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