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オーストリア
Out of the dark Blaufränkisch 2023
旨みエレガント
赤ワイン/ ナチュラルワイン 2023年 750ml
オーストリアのナチュラルワイン界を牽引するハインリッヒ。
ファン待望のハインリッヒ醸造所の大人気ワインが満を持して入荷しました!!
ブラウフレンキッシュの可能性を追求し、全房圧搾・全房発酵、アンフォラ熟成で造っている新しいタイプの赤ワイン。
「闇を抜けて光へ」—— 生命力が躍動するナチュラル・ワイン
オーストリア、ブルゲンラント州のカリスマ、ハインリッヒ。
彼らが「ブラウフレンキッシュ」という品種の真の力を信じ、人為的な介入を極限まで排除して造り上げたのが、この『アウト・オブ・ザ・ダーク』です。その名の通り、土壌という闇の中から吸い上げられた大地のエネルギーが、グラスの中で眩い光となって弾けます。
🌟 このワインの注目ポイント
ピュアでクリーン: ビオディナミ農法(シュタイナーの思想に基づく究極の有機農法)で育てられたブドウを使用。野生酵母での発酵、無濾過・無清澄、酸化防止剤も最小限に抑えられ、ブドウ本来のピュアな果実味がそのままボトルに閉じ込められています。
ブラウフレンキッシュの真髄: オーストリアを代表する黒ブドウ品種、ブラウフレンキッシュ。その特徴である「鮮烈な酸」と「深いスパイシーさ」が、これほどまでにエレガントに、そして生き生きと表現されたワインは他にありません。
五感に訴える力強さ: 既存の枠組みにとらわれない、自由で野生的な魅力。一口飲めば、その瑞々しい飲み心地の虜になるはずです。
【Tasting Note】
紫がかった、深く透明感のあるルビーレッド。
摘みたてのブラックベリーやチェリーの香りに、黒胡椒のような野生的なスパイスのニュアンス。時間が経つにつれ、森の土やハーブの香りが複雑に重なり合います。
口当たりは驚くほどスムーズでジューシー。ブラウフレンキッシュらしいシャープな酸と、細やかなタンニンが絶妙な調和を見せます。体にスッと染み渡るような、清涼感のある余韻が長く続きます。
【合わせるお料理】
素材の味を活かした、少しスパイスの効いたお料理と。
ジビエ料理や赤身肉のロースト: シンプルに岩塩と黒胡椒で味付けしたお肉に。ローズマリーなどのハーブも添えて。
鴨肉のコンフィ: 鴨の脂を、ワインの美しい酸が綺麗に流してくれます。
発酵食品: 意外にも、お醤油を使った和食や、少し熟成したチーズとも心地よく寄り添います。
✨こんな方におすすめ✨
「本物」のナチュラルワインを探している方へ: 流行りだけではない、造り手の哲学が詰まった一本を求めている方に。
日常に刺激と感動を添えたい方へ: 「アウト・オブ・ザ・ダーク」という名前の通り、気分をリセットして、新しいエネルギーを取り入れたい夜に最適です。
ワイン通の方へのギフトに: 「オーストリアのハインリッヒ」というだけで、ワイン好きならそのセンスの良さに唸るはずです。
ブラウフレンキッシュと思えないほど淡い色合いながらも、とても強い旨みと出汁感があり、一度飲むと忘れられない「薄旨」系の最高峰です。
前回、テレビにも出た影響で、一瞬で完売。
今回も早めの完売が予想されます。
なんとこの物価高のご時世に、ハインリッヒさんのご厚意で、前回入荷時よりお安くなりました!
7%OFF
ギフト可
オーストリア オーストリア / ブルゲンラント州
ブラウフレンキッシュ100%
生産者:ハインリッヒ(Heinrich)
容器の種類:瓶
ボディ:ミディアムボディ

赤ワイン、ナチュラルワインの王者
ハンガリー国境近くの湖、ノイジードラーゼーの周囲は発生する霧の影響もあり、貴腐ワインの産地として知られています。
ハインリッヒ醸造所はそんなノイジードラーゼー北部の村ゴルスにあり、そちらで最先端の赤ワインを作り続けています。
ご当主ゲルノットさんが20代のときに祖父から1haの畑を譲り受け、気候条件や土壌から赤ワインに可能性を感じて、周りの生産者が白ワインや貴腐ワインばかりに注力する中、ブラウフレンキッシュやツヴァイゲルトを植え、独自の路線を突き進みました。
当初は樽で熟成させたフルボディタイプの赤ワインが世界市場でも伸びていたこともあり、彼の赤ワインは大ブレイク。醸造所周囲の畑と、ノイジードラーゼーの西側に広がる丘陵地帯であるライタベルクの畑を買い足し続け、ついに1haのスタートから100haにまで拡大しました。大成功を収めた彼は2008年に地下何層にもなる醸造設備を増築し、オーストリア一美しいと言われる醸造所が誕生しました。 近年、土地の味わいを色濃く反映させるためにエレガント路線に転向し、一時カベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種を多く生産していましたが、ブラウフレンキッシュやツヴァイゲルトへの原点回帰とともに、とても柔らかく上品なワイン造りになっています。

ハインリッヒさんは湖の東側と西側に畑を持っています。
湖の東側(ノイジードラーゼーDAC)
氷河期時代にドナウ河はこのあたりを流れていたことから、ドナウ河が運んできた砂利や粘土などが構成する土壌になっています。比較的肥沃な土壌が多く、黒ぶどうが中心に植えられており、芳醇なワインが生まれます。(左奥がワイナリー)

湖の西側(ライタベルクDAC)
アルプス山脈の東の端にあたる、小高い丘のようになっている産地。遠くに見えるのはノイジードラーゼー(湖)。こちらは石灰岩、シストといった、石がちな土壌になっています。白ぶどう、黒ぶどうが植えられており、塩っ気を帯びたミネラルを感じるエレガントなワインに仕上がります。


ナチュラルワイン
テロワールの表現方法としてたどり着いたのがビオディナミでした。主に湖の西側のライタベルクの恵まれた土壌を表現すべく、畑の緑化、完全な有機栽培、無濾過無清澄、酸化防止剤無添加(もしくは少量添加)のワイン造りを年々増やしてきました。その結果として、陶器ボトルが印象的なオレンジワイン、グラウエフライハイトがDecanter誌の世界のオレンジワイン特集において最高得点、実質世界一のオレンジワインの名を手にしました。また、2021年から造り始めたペットナットは、初リリースでオーストリアのワイン雑誌Vinariaにおいて、ペットナット部門で1位を獲得。その勢いはとどまるところを知りません。

アンフォラでの熟成
年々アンフォラでの熟成に移行しており、ワイナリーには100器以上もあります。木樽熟成とは違う、独特の質感のワインが生まれます。


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