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日本
やや辛口
白ワイン 2024年 750ml
青リンゴやスターフルーツなどの清楚な果実に、カスミソウ、スズランが可憐に香る。時間の経過とともに、蜜入りりんご、ラフランスのような華やかな香りが寄り添い、アロマティック。
アカシアの花、ジャスミンの花などフローラルなニュアンスが花開く。トロピカルフルーツ、蜜っぽさを纏い、ムスクやオリエンタルなニュアンスがふわりと香り華やぎを添える。クリーンで爽快。
みずみずしく豊かな果実味。ピュアで繊細。果実由来の甘みがありながら、きめ細やかで充実した酸とのバランスの良いワイン。ぶどう本来の旨味が楽しめる、フレッシュさあふれる華やかな白。
日本 広島県 三次市
デラウェア100%
生産者:広島三次ワイナリー
容器の種類:瓶
アルコール度数(%):12.5%
ワインの醸造は、簡単にいえば、ブドウを潰して果汁を発酵させるというもの。赤、ロゼ、白、スパークリングと、醸造方法はそれぞれ異なります。
造り手は、果実から味わいや香りなどを引き出すため、ブドウの仕分けはもちろん、発酵の温度や時間、使用する樽など、細部にまでこだわって醸造しています。
また、三次ワイナリーの醸造現場には、破砕したブドウから果汁を搾る圧搾機、果皮や種子と一緒に発酵させる醸しタンク、発酵を促すステンレスタンク、最新瓶詰作業ラインといった設備も完備。理想の味を追求するとともに、安心・安全なワイン造りに取り組んでいます。
大地を育む清流と空気
造り手の探究心が高まる繊細な産地
澄んだ空気と緑の山々、清流が育む大地に恵まれた三次ワイナリーのブドウ畑。
標高350メートルの山間部を切り開いた地にあり、日の入りから日の出までしっかりと太陽の日差しを浴びられる環境です。
広島県内最大級の盆地という地形から、昼夜の寒暖差が激しく、日中は光合成により栄養をたっぷり生産し、涼しい夜は蓄えた栄養をそのままに樹々が眠りにつくため、ゆっくりと熟され糖度の高いブドウに仕上がります。
TOMOÉの専用圃場では、シリーズの中でも人気のメルローのほか、シラー、ピノ・ノワールなどの品種を中心に栽培しています。
より健全で果実味が凝縮したブドウを育成するため、土壌環境のメンテナンスに力を注ぎます。
もともと、ブドウは乾燥地で育つ植物。多すぎる水分は病気の原因につながるため、畑の地下にパイプを通し排水環境を整え、樹に雨が掛からないようにレインカットを施すなど、年々改良を進めています。
また、収穫を終えた冬場には、次のシーズンに向けて、畑の中でブドウを元気良く育てるため、地表近くに伸びた根を切り、固くなった土中に空気を入れてバクテリアなどの微生物を活性化させていきます。このように、徹底した管理を行い、品質の向上を目指しています。
こうした環境だからこそ、造り手たちの畑への探究心と愛情が芽生え、唯一無二のブドウが誕生していく。
未知の可能性を秘めた繊細な産地なのです。
取締役 ワイナリー長 太田 直幸
1969年大阪府生まれ。
1997年ニュージーランドへ渡り、ブドウ畑で働き始める。
次第にワイン造りに魅了され、ニュージーランドのワイナリーで働きながら、リンカーン大学で専門的に学ぶ。
2012年末に帰国し、2013年2月三次ワイナリーで働き始める。
以後、独自のスタイルで新たなワイン造りに奮闘する、期待の醸造家。
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