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お酒のあれこれ

41 ワインのサステナビリティ【SDGsとワイン】環境に優しい「サステナブル認証」ワインの選び方(2026.1.5)

地球温暖化や気候変動が話題になる昨今、サステナブルなワインを選択する人が増えています。

豊かな自然の恩恵を受けるワインだからこそ、地球やワイン造りの将来を考えた消費が求められている時代。何世紀にもわたって継承されてきたワイン文化を次の世代へとバトンタッチするために、倫理的なワインの消費を心がけることが重要です。

この記事では、ワイン造りにおけるサステナビリティの必要性や、サステナブルなワインを見分ける具体的な方法を、詳しく解説します。

収穫した黒ブドウを両手で抱えている画像

なぜサステナブルなワインが必要なのか?

ワインは、その土地の気候や土壌を表現することで完成します。
しかし現在、各地域の従来のテロワールが危機にひんしています。
なぜ今、サステナブルなワインが必要なのか、分かりやすく解説します。

気候変動や温暖化がブドウ栽培に与える影響を考える

地球温暖化は、ワインの品質と文化を根本から揺るがしています。

年間を通じた気温の上昇によって、これまでよりも早い時期にブドウが熟すようになりました。その結果、収穫時期がずれ、本来のブドウが持つべき酸味と糖度のバランスが崩れ始めています。

さらに温暖化は、従来の病害を増加させ、伝統的にその土地で栽培されてきたブドウの品種にも深刻な影響を及ぼしています。

放置しておけば、数百年にわたって継承されてきた特定の産地のワインの味が、永遠に変わってしまう可能性もあります。健全なブドウの栽培のためにも、サステナブルなワインが必要なのです。

大量生産化に伴う環境への負荷を軽減する

大量生産・大量消費の時代、ワイン造りも効率化が求められてきました。
その結果、化学肥料や農薬が多用され、一時的な収穫量は増えたものの、土壌の持つ生命力は著しく低下しました。

土の中の微生物や生態系が崩れ、豊かだった土壌が疲弊してしまうケースも後を絶ちません。土中のミネラルや成分を吸収するべきブドウの根も、健全に成長できなくなってしまうのです。

環境の変化や悪化は、最終的にワインの味わいや深みを奪ってしまうことに直結します。ワイン愛好家がこれまでどおりワインのおいしさを享受するためには、サステナブルなワインを選ぶという選択が重要になってきます。

地域に根付いたワイン文化を継承するため

サステナブルなワイン造りは、環境保護につながるだけではありません。ブドウが持つ本来のポテンシャルを引き出し、地域に根付いた文化と伝統的な製法を守るための活動でもあります。

在来品種を守り、土壌を健全に保つことで、その土地ならではの個性豊かなワインの生産維持につながります。もちろん、質の維持という点も忘れてはならないでしょう。

倫理を重んじ、サステナブルなワインを選ぶことは、未来のブドウ栽培、そして何世紀も続くワイン文化への投資なのです。

黒ブドウをハサミで収穫している画像

世界各地で広がるサステナブルなワイン造り、実例を知ろう

サステナブルなワイン造りは、環境保護や、ワインの質の維持のために実践されています。一方で、生産者が細心の注意を払い工夫を重ねたことで、ワインの個性や品質を向上させる結果も生み出しました。こうした意味からも、サステナブルなワインを選ぶ価値は十分にあるといえるでしょう。

世界中の生産者は、サステナブルなワイン造りのためにどのような取り組みをしているのでしょうか。具体的な例をご紹介します。

栽培工程における取り組み

近年、環境の保護とブドウの力を最大限に引き出すことを目的とした栽培を実践する生産者が急増。多くのワイナリーで、畑の生物多様性を高めるビオディナミ農法を実践しています。ビオディナミ農法は、天体の動きに合わせて農作業を行い、畑全体を一つの生命体として捉える哲学的な農法で、フランスの銘醸地(ブルゴーニュやシャンパーニュ)でも導入が進んでいます。

ブドウの収穫は、機械を使わず手摘みで行うワイナリーも増えてきました。手摘みでの収穫は非常に手間がかかります。しかし、ブドウの樹への負荷を減らし、粒を傷つけずに選果することで、完成度の高いワインが生まれます。

醸造過程での取り組み

醸造の工程でも、サステナブルワインにつながる実践例があります。その代表格が、自然発酵への回帰です。

市販の培養酵母を使わず、ブドウの果皮や種子、ワイナリーに自然に自生する酵母の力で発酵させます。自然の力を活用することで、その土地ならではの複雑で奥行きのある味わいが生まれます。

最新技術の導入

サステナブルなワインの生産は、伝統や歴史を活用するだけではありません。最新技術の導入も、コストやエネルギーの削減のためには必須です。

例えば、ドローンやAIなどの最新技術の活用が挙げられます。ドローンを使用することで、水やりや病害対策が必要な区画を正確に把握することができます。

またAI技術による、農薬や水の使用量を最小限に抑える取り組みも進んでいます。
AIによって、環境負荷を低減しつつ、安定した品質と効率性を両立させることができます。

ワインボトルの裏ラベルの画像

サステナブルなワインはどう選ぶ?目安にする認証

サステナブルなワインを選びたいと思っても、「どのラベルを見ればいいの?」と迷う消費者は多いはずです。その難しさの背景には、サステナビリティに対する考え方が国や地域によって異なるという事情があります。

サステナブルワインを選ぶ際の目安について、分かりやすく解説します。

サステナブルなワインに国際的基準がない理由

「サステナブル(持続可能)」という概念は、生産過程だけでなく、経済や社会といった側面も対象とするため、国際的な統一基準が存在しません。

なぜなら、持続可能性は、国や地域によって事情が違いすぎるためです。水や地下資源、労働環境や賃金などの相違があるため、国際的に統一することは現実的ではないのです。生態系の保護を優先するのか、CO2の削減を優先するのか、あるいは地域経済の活性化を目指すのか。持続可能性が含む問題は非常に複雑です。

ワイン造りも同様で、サステナブル認証は各地域によって異なります。地域特性を反映した認証で選ぶようにしましょう。

サステナブルなワインを選ぶときに基準にしたい認証

サステナブルなワインを選ぶとき、目安にできる認証がいくつかあります。

・オーガニック認証(ユーロリーフ、USDA、JASなど)
農薬や化学肥料を使用しないブドウ栽培の証明となります。
EUのユーロリーフなど、国や地域のマークを確認すれば、サステナブルなワインを選びやすくなります。

・ビオディナミ認証(Demeter、Biodyvinなど)
ビオディナミ農法は、オーガニック認証に加えてさらに厳しい基準を設けています。土壌の健康を最優先し、自然由来の調合剤や月の満ち欠けを利用して行われる農業の証です。

・各国・地域独自の持続可能認証
ニュージーランドの「Sustainable Winegrowing NZ」は、自然環境の保護や化学農薬の使用制限、人権に至るさまざまな条件をクリアしたワインに与えられる認証になっています。

また南アフリカの「IPW」認証の取得には、環境保護や水源の維持など非常に厳しい条件が課されています。環境と人体の健康を守るための認証として、目安にしてみてください。

最後に

紀元前の昔から伝えられてきたワインの文化。ワインは食卓における文化を示すだけではなく、社会や歴史、環境にも深く関連しています。
自然の恵みを受けて造られるワインだからこそ、変動する環境に即した製法や技術にこだわる必要があります。消費者として、倫理を重視し、サステナブルなワインを選ぶことで、環境の改善やよりよい未来の構築に携わることができるはずです。

環境や歴史に思いをはせ、サステナブルなワインのおいしさを味わってみてください。

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