【ナイティンバー】クラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージ箱付

スパークリングワインマルチヴィンテージ（M.V.）年 750ml

近年世界的に評価が急上昇している”英国産スパークリングワイン「English Sparkling Wine」。
英国産スパークリングワインのパイオニア、”ナイティンバー”。
メゾンのフラッグシップワイン、代表作であり、エントリー・キュヴェです。
エレガンスと力強さが溶け合う、メゾンの傑作。

近年、国際的なコンペティションで同価格帯のシャンパーニュを凌駕するとの評価も受けており、非常に注目度の高いスパークリングワインです。

【Tasting Note】
外観: 美しく優しいゴールデンカラー、きめ細やかで持続性のある泡立ち。
香り: 長期熟成（通常3年以上）によるトースト、ブリオッシュ（パイ生地）、といった香ばしいアロマやスパイスを感じさせる複雑なアロマが際立ちます。
味わい: 香りで感じられたアロマのままのフレーバーに蜂蜜、アーモンド、焼きリンゴのフレーバーが加わります。
凝縮感がありながらも繊細。適度な酸味が全体をまとめ、長い余韻が続きます。調和のとれた上質でエレガントなワインです。

【合わせるお料理】
白身のカニ（ズワイガニなど）
カニの繊細で甘い身の味を、ワインのミネラルと酸が引き締め、長期熟成由来の複雑な風味が贅沢感を加えます。

シタビラメのムニエル
淡白で上品な白身魚の王様。バターやクリームを使ったムニエルなどの調理法が、ワインのクリーミーなテクスチャーと調和します。

ムール貝のワイン蒸し
ムール貝の持つ磯の風味やミネラル感と、スパークリングワインの爽快な酸が見事にマッチします。

ホタテ（貝柱）のソテー
ホタテの甘味をナイティンバーの持つ酸味が引き立て、なめらかで肉厚な食感は、ナイティンバーの凝縮感とクリーミーな泡のテクスチャが同調し、さらに引き立ちます。
熟成した香ばしい香りは、ソテーした香ばしさとよく合います。

ナイティンバーのワインが持つ「クリーミーな骨格」と「トースト香や複雑味」、そして「清々しい酸」がお料理を完璧に引き立てます。

土壌：グリーンサンド、チョーク質土壌
酸度：8.5g/Ｌ

ドザージュ：9.0ｇ/Ｌ
ワインpH：3.0

ギフト可

在庫数：12

9,000円

(9,900円税込)

イギリス　イングランド南部　ウェスト・サセックス

ピノ・ノワール34％、ピノ・ムニエ16％

シャルドネ50％

リザーヴワイン20-35％

生産者：ナイティンバー（NYETIMBER）

容器の種類：瓶

アルコール度数（％）：12%

【生産者情報】

NYETIMBER（ナイティンバー）

英国産スパークリングワインの最高峰

1988年に初めてブドウの樹を植えてから今日まで、ナイティンバーが追求してきたことはただひとつ。

それは「イギリスという国で世界最高峰のスパークリングワインを造ること」。

ナイティンバーはワイン用ブドウ造りに適した土壌を有する英国南部のウェスト・サセックス州に位置し、英国産スパークリングワイン生産のパイオニアとして知られるワインメーカーです。
“Perfectly British”という理念のもと、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種のブドウから造った英国産スパークリングワインを、初めて世に送り出したのです。
自社農園で丹精込めて育てたブドウのみを使い、伝統的製法である瓶内二次発酵によって、澱とともに長い時間をかけて熟成させた、世界最高レベルのスパークリングワインを目指して造ってきました。

ナイティンバーは、卓越した専門的知識と経験をもつ、情熱的で優れた醸造家の妥協を許さない努力によって、この約30年間にワイン業界で数多くのメダルや金賞を獲得してきました。そして、「最上級のシャンパーニュに匹敵する」と称賛されるに至り、高級レストランのメニューにもオンリスト。
世界各国の王室や大使館のパーティーではもちろん、シャンパーニュの本場、パリのファッション・ウィークでも提供されるという、現代のブリティッシュ・ラグジュアリーを象徴する存在となっています。
上質なライフスタイルを好む人々の間でも、「祝福の時にふさわしい英国最高峰のスパークリングワイン」として親しまれています。

ブランドの歴史

ナイティンバーの土地の歴史は古く、1086年にまで遡ります。

1086年ウイリアム１世の号令により調査が始められた世界初の土地台帳、「ドゥームズデイ・ブック」にナイティンバー・エステートの名が記録される。
1139年修道院による荘園管理が始まる。
1536年国王ヘンリー8世の所有となり、その後、政治家トーマス・クロムウェルや、ヘンリー８世の王妃アン・オブ・クレーヴズなどの手に渡る。
1988年ワイン醸造用に初めてブドウの樹が植えられる。
1992年「ブラン・ド・ブラン」ファーストヴィンテージが造られる。
1997年インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション（IWSC）でゴールドメダルを受賞。
2006年現オーナー、エリック・ヘレマが「ナイティンバー・エステート」を購入。
2007年醸造家のシェリー・スプリッグスとブラッド・グレイトリックス夫妻がナイティンバーに参画。
ロゼの生産開始。
2012年ドゥミセックの「キュヴェ・シェリー」を発売。
2018年シェリー・スプリッグスがインターナショナル・ワイン・チャレンジ（IWC）で、シャンパーニュ地区以外で初、かつ女性醸造家として初の「スパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー2018」受賞。
「1086プレスティージキュヴェ」を発売。
2019年日本への本格導入開始。

ナイティンバーを支える情熱あふれる造り手たち

エリック・ヘレマ／オーナー兼CEO
ワイン愛好家であった起業家のエリック・ヘレマは2006年、歴史あるナイティンバー・エステートを購入。彼が経営を手がけて以来、その長期的なビジョンと最高級の英国産スパークリングワインを造ろうとする情熱が、ナイティンバーを世界的なワイナリーに押し上げる原動力になってきました。現在、農園は約20倍に拡大され、327ヘクタールの土地を確保し、さらに成長を続けています。

多くのワイナリーが他社栽培のブドウを使用するのに対し、「100%自社農園のブドウを使う」ことにこだわり、つねに世界中から最高の醸造法を取り入れる努力を続け、ナイティンバーの開拓精神を確固たるものにしたのです。

シェリー・スプリッグス(右)／醸造責任者、ブラッド・グレイトリクス(左)／醸造家

2007年、世界的なワインメーカーのもとで研鑽を積んだ醸造家のシェリー・スプリッグスと夫のブラッド・グレイトリックスがナイティンバーに参画。きっかけはイギリス出身のシェリーの父親から贈られた一本のナイティンバーとの出合いでした。その味わいと可能性に魅了された彼女はすぐ、オーナーのエリック・ヘレマを訪ね、夫とともに完璧で最高のワイン造りを目指す決意をしたのです。

ふたりの参画によって、わずか10年余りでナイティンバーは、シャンパーニュの名だたるメゾンに匹敵すると言われるまでに地位を高めました。

2018年には醸造責任者のシェリー・スプリッグスが、ロンドンで毎年開催されるインターナショナル・ワイン・チャレンジ（IWC）で、女性醸造家として初めての、そしてシャンパーニュ地方以外の醸造家としても初めての「スパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。