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フランス
G by Yurigusa Rouge 2021
フルボディ
赤ワイン 2021年 750ml
所有する自社畑のすぐ近くにあるワイナリーと提携し、百合草氏の完全監修によって造られるバリューワインです。
3.3ヘクタールの作付面積で平均樹齢30年のブドウから年間約23,000本のみ生産されています。熟成は1年か2年使用のフレンチオークで6ヶ月行っています。
【ワインのタイプ】渋味も果実味も豊かな、芳醇な味わいの赤
【Tasting Note】
色調は輝くルビー色。香りは熟したダークチェリー、カシスの赤いフルーツのブーケにパンを焼いたような樽の香り。ブドウを食べているかのような、ふくよかで心地よいアタックに、まろやかなタンニンが口中に心地よく果実味と共に広がっていく。酸とのバランスが良く余韻は長い。早いうちから華やかなアロマがあり、骨格もしっかりしていて上質な格付けボルドーを思わせる気品も感じられます。
フランス ボルドー
メルロー50%、マルベック45%、カベルネ・フラン5%
生産者:Chateau GINKGO(シャトー・ジンコ)Yurigusa Risa(百合草梨紗)
原産地呼称:カスティヨン・コート・ド・ボルドー
容器の種類:瓶
これはもともと一枚の葉が二つに分かれたのでしょうか?
それとも二枚の葉が相手を見つけて一枚になったのでしょうか?
このようなことを想っているうちに、この葉のほんとうの意味がどうやらわかってきました。
あなたはわたしの歌を聴くたびにお感じになりませんか?
わたしが一枚でありながら、あなたと結ばれた二ひらの葉であることを
『ゲーテ詩集」より(訳・井上正蔵、旺文社文庫,1968)
ゲーテの詩を読むと、イチョウの葉はとても不思議な形をしているのだと感じさせます。
ハートの形にも思えてきますし、2枚の葉が割れて一枚に結ばれる、それを男女の愛の象徴とみたゲーテ。
ドイツではイチョウの葉は愛と友情の印とされているようで、そんなジンコの木を畑購入後、次女の誕生とともに植えたそうです。
それで、シャトージンコ。命名。
皆様に長く愛されるワインを造っていきたい。
という百合草さんの思いを感じていただけます。
百合草梨紗(ゆりぐさりさ)氏はフランス人の夫と二人でシャトーを立ち上げ、日本人初の女性ボルドーワイン醸造家としてトップキュヴェである「シャトー ジンコ」を2016年にリリースしました。
百合草氏は長くワインのネゴシアン業に従事し、いつしか自分のこだわりが詰まったワインを造りたいと思うようになり、ボルドーの有名シャトーであるジスクール、ポンテ・カネ、レ・カルム・オー・ブリオンなどで栽培や醸造を学びました。
現在所有する「シャトー・ジンコ」の1.65ヘクタールの自社畑は、あのシャトー・ペトリュスで44年間醸造家として勤めたメルローの達人「ジャン=クロード・ベルエ」氏に“お墨付き”を与えられた、メルローのための土地を選びました。
「シャトー ジンコ」はメルロー100%にこだわり、2019ヴィンテージからはオーガニック認証「AB」を取得しています。
現在の商品ラインナップは、トップキュヴェの「シャトー ジンコ」に加え、百合草氏が細部まで監修するセカンドレンジ「ジー バイ ユリグサ」のルージュとブランの合計3つのキュヴェを手掛けています。
生産量が非常に少ないですが1本1本丁寧に心を込めて醸造され、素晴らしいワインを造っています。
【経歴】
21歳でボルドーへ留学。
学中は、年間200件以上もの格付けシャトーに訪問。
2002年、ボルドー商工会議所が運営する専門学校にて、商経済、ワインの栽培醸造技術及びテースティングを学ぶ。優秀な成績で卒業後は、その試飲能力を認められ、ボルドー、パリを筆頭とするワインの有力メダルコンクールの審査員を務める。
2006年、ボルドーにて、日本人最年少ネゴシアン(ワイン商)として、今の夫であるマチュ・クレスマンとカイワイン設立。
グランクリュをはじめとする高級ワインの扱い量も極めて多い。
2015年11月にルシンファミリーからサンフィリップデグイ村に1.5ヘクタールのぶどう畑を購入。
3児の母でありながら、クリアでピュアなワインを目指し、ボルドー1、世界一の美味しいワインを造るワインメーカーを目指しています。
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