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お酒のあれこれ

18 漫画『神の雫』を体感するためのワイン15選!超高級ワインからお手頃なタイプまで(2025.5.5)

2004年から連載が始まり、ワインブームを巻き起こした漫画『神の雫』。
ワインが持つエレガントなイメージはそのままに、若い世代にもワインを身近に感じさせてくれた傑作です。
『神の雫』に登場するワインの銘柄はおよそ500。
その中から、『神の雫』の世界を体感できる15本をご紹介いたします。

『神の雫』の真髄を感じられる赤ワイン5選

ワインの真骨頂ともいえる赤ワイン。
『神の雫』には、象徴的な赤ワインが多数登場します。
その中から特に印象に残る5本をご紹介します。

・シャトー・ル・ピュイ

作品中で重要な役割を果たす赤ワイン、シャトー・ル・ピュイ。『神の雫』の反響を受けて、価格が高騰したというエピソードまである名ワインです。

ボルドーの銘醸地サン・テミリオンやポムロールに似た土壌に恵まれ、ジロンド川周辺の高地に位置しているワイナリー。
「驚異の高原」と呼ばれる大地から生まれる赤ワインはまさに白眉。1610年から続くワイナリーが、持続可能性を意識しながら純度の高いワインを生み出してきました。

1998年以降、亜硫酸塩などの使用を極力減らし、清澄化もろ過も行わないナチュラルな製法にこだわるシャトー・ル・ピュイ。先祖伝来の畑への最高の敬意が、赤ワインに込められています。

「哲学的」「芸術的」と表現されるシャトー・ル・ピュイは、『神の雫』にふさわしい神秘性も有しています。ベルベッドを思わせるしなやかさで『神の雫』ファンを魅了し、日本での人気に寄与しました。

・ロマネ・コンティ

作品中で「究極の1本」として存在感を放つロマネ・コンティ。ワインについては何も知らないという人も知っている、世界でもっとも有名な赤ワインの一つです。

700年の伝統を持つロマネ・コンティは、富裕層のステイタスでもあり、オークションなどで高額になることでも有名。
収量を抑えて質にこだわることから必然的に希少性の高いワインとなっていますが、法外な価格を払ってでも一生に一度は飲んでみたいと切望する人が後を絶ちません。

ワイン界の伝説となっているロマネ・コンティは、石灰質と粘土質の絶妙なバランスによる土壌の独自性と、生産者たちの不断の努力の賜物。数世紀にわたって試行錯誤を繰り返した結果生まれた、珠玉のワインです。
唯一無二の洗練、揺るぎないバランスは、究極の1本の名に恥じない味わいといえます。

・シャトー・ムートン・ロートシルト

記念すべき第1巻に登場し「20世紀最大の怪物ワイン」と表現された、シャトー・ムートン・ロートシルト。
ピカソやシャガールによってデザインされたラベルと相まって、1枚の名画のようだと語られています。

1973年に五大シャトーの仲間入りを果たした後、ワインの女王と呼ばれるにふさわしい格式を維持してきたシャトー・ムートン・ロートシルト。『神の雫』の中でも印象に残る登場で、読者の心を捉えます。

ボルドーのメドック地区で生まれるこの赤ワイン、格調の高さでは定評があります。 タンニンの強さと洗練は、熟成によって磨きをかけ、熟成型赤ワインの代表格に数えられています。

フランソワ・ミレーが描いた『晩鐘』のように、大地の恩恵を十全に感じられる1本。フランスワインの卓越性が、作品中でも余すところなく語られています。

・オーパスワン

作中で「優しげで太陽をたっぷり浴びた乾いた土みたいな」と表現されたオーパスワン。『神の雫』の影響で日本での知名度が上昇した赤ワインの一つです。

新世界のワインとして欧州産のワインと拮抗する高評価を持つオーパスワンは、高級カリフォルニアワインの代名詞。
フランスのシャトー・ムートン・ロスチャイルドとアメリカのモンダヴィ・ワイナリーの共生関係から生まれ、短期間で芸術的なワインの地位を確立しました。

ヨーロッパの優雅とカリフォルニアの太陽の調和は、まさに太陽の恩恵を受けた肥沃な土壌のような壮大さ。闊達なその味わいは、『神の雫』の中でも熱く語られています。

・サッシカイア

イタリアワインの歴史に大きな功績を残したスーパータスカン。トスカーナの気候と土壌の調和によって生まれたサッシカイアは、スーパータスカンの先駆けとなった赤ワインです。『神の雫』では19巻に登場し、貴族的な味わいが語られます。

イタリアの公爵たちがフランスのボルドーワインに憧れたことから生まれたスーパータスカンは、イタリアンワインのルネサンスともいわれています。
エトルリア海岸沿いの岩だらけの土壌は、カベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランなど、フランスの品種との相性が抜群。
1972年のサッシカイアのヴィンテージは世界中の注目を集め、イタリアのワインの実力を世に知らしめました。

力強さが際立つイタリアのワインの中では、抜きん出たエレガンスを誇るサッシカイア。カルト的な人気を誇ります。

『神の雫』に登場する白ワイン5選>

『神の雫』に登場する数々の白ワイン。
詩的に表現された白ワインのいくつかをご紹介します。

・シュヴァリエ・モンラッシェ

秀逸なワインの「十二使徒」の1本に選ばれたシュヴァリエ・モンラッシェ。ブルゴーニュの銘醸地コート・ド・ボーヌで生産される、世界最高峰の白ワインの一つとされています。

主人公のマッターホルン登頂に伴う感動を凝縮した1本として登場したシュヴァリエ・モンラッシェ。達成感による喜びには苦難が伴うように、泥炭や石の混じった土壌から丹精されて生まれるブドウは貴重な宝。
そのブドウを原料に造られた白ワインの美味は、作中でも際立っています。

それぞれの畑の特徴をくっきりと感じる味わい、赤ワインにはない独特の力強さなど、条件によって化けるシャルドネの最高に美しい形を体現したといっても過言ではありません。

繊細ながら複雑で、土壌に由来する豊かなミネラルが特徴のシュヴァリエ・モンラッシェ。気高さと厳しさも秘めた至高の白ワインといった趣があります。

・コルトン・シャルルマーニュ

作品中で「大天使ミカエルの柔らかく白い羽根」に例えられたコルトン・シャルルマーニュ。勝者に捧げられる月桂冠と白い花の趣がある白ワインとされています。

ブルゴーニュのグランクリュの一つであるコルトン・シャルルマーニュは、その名のとおりカール大帝(フランス語でシャルルマーニュ)ゆかりのブドウ畑。
伝説によると、皇帝が妻のために最高の白ワインを求めた結果、特別な要請でこの地で銘酒が誕生したといわれています。

中世から続く伝統に育まれたコルトン・シャルルマーニュは、神話的な豊かさが特徴。完璧な白ワインにふさわしい要素をすべて持っているといわれています。
まさに王者にふさわしい1本、といったところでしょうか。

・シャトー・レイノン・ソーヴィニヨン・ブラン

「白の法王」と呼ばれる熟練の醸造家の手によるシャトー・レイノン・ソーヴィニヨン・ブラン。ボルドー大学で醸造学を教えていた教授が手掛けた白ワインです。
赤ワインで有名なボルドー地方にあって、フレッシュな魅力に満ちた白ワインを生産。特にソーヴィニヨンとセミヨンのブドウの質の高さは、ボルドーでも随一といわれています。

作中では「草原を駆け抜ける白馬のような爽快感」と詩的に表現された白ワイン。ワインスペクテーターやロバート・パーカーの評価も高く、ボルドーの土壌の豊かさを感じられるアロマによって、世界的な名声を得ました。

・メゾン・ルー・デュモン

ゴッホが描く『花咲くアーモンドの枝』のようなワインと表現されたメゾン・ルー・デュモン。ブルゴーニュの神と呼ばれたアンリ・ジャイエに認められた日本人、仲田晃司が手掛けるワインです。

絵画のような繊細な味わいは、ブルゴーニュの大地を理解できた日本人だからこそ可能になったもの。ラベルには誇らしげに「天地人」の文字がデザインされています。
天と地によって生かされる人間の手から生まれるワインという芸術品に、日本人らしい細やかさを込めた逸品。日本人のアイデンティティに誇りさえ感じる1本です。

ブルゴーニュの神が認めたブルゴーニュの白ワインとして、今や世界的な評価を得ています。

・シャトー・ディケム

十二使徒の1本であるシャトー・ディケム。「黄金の雫」と呼ばれる白ワインは、ボルドー南部のソーテルヌ産。超甘口で、うまく保管すれば1世紀後も楽しめるというたぐいまれなる白ワインです。
ブドウの品質が一定のレベルを超えないと作れないため、希少性の高さも一級品です。

白ワインとしては超高価なシャトー・ディケム。『神の雫』だけではなく、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』や、ウンベルト・エーコの『プラハの墓地』にも登場。
文学者を魅了するだけではなく、『オーシャンズ13』をはじめとする映画にも登場頻度が高い白ワインです。

『神の雫』のワインをお手頃価格で楽しもう!

ワインのおいしさや好みは、価格には関係ありません。
『神の雫』には、手が届きやすい値段のワインも数多く登場します。
おすすめの5本をご紹介します。

・シャトー・モン・ぺラ・ルージュ

第1巻に登場した白ワイン、シャトー・モン・ぺラ・ルージュ。『神の雫』によって一躍有名になり、同漫画をデザインしたラベルが登場したほどです。

作中ではズバリ「女王」と表現されています。クラシカルな魅力がありながら、女王のハスキーな甘い声や重厚なギターを感じるのが魅力なのだとか。

滑らかな口当たりでありながら、熟した果実の力強いアタックがあり、ほのかになめし皮のような複雑なニュアンスも感じられます。

一流ワインとは思えないカジュアルなお値段は要注目です!

・モスカート・ダスティ

作中で幸福感をもたらすワインとして紹介されているモスカート・ダスティ。
2014年にユネスコの文化遺産となった北イタリアのブドウ畑が、モスカート・ダスティの故郷です。
バローロをはじめとする高級赤ワインとともに、モスカート・ダスティはピエモンテ州の顔になっています。

柑橘系のアロマとワインの甘みのバランスが絶妙で、土壌と気候の豊かさが投影された味わい。イタリア料理だけではなく、エスニック料理やデザート、メロンやイチジクに合うワインとして人気。おしゃれに食卓を演出してくれます。

16世紀末から続く歴史に裏付けられた品質ながら、2,000円台から入手可能です。

・ウマニ・ロンキ・ヨーリオ

作中でも「コスパ抜群」と表現されたウマニ・ロンキのヨーリオ。アブルッツォ州のワインメーカー数名が天才醸造家を迎えて、同地のワインの可能性にトライした結果生まれた1本です。

優雅さよりも、自然の荒々しさや刺激的な脅威を表現したといわれるワイン。型破りな味わいが、ワイン愛好家たちの不意をついて人気を博しました。

アブルッツォ出身の大詩人ダヌンツィオの作品、『ヨーリオの娘』から命名されたにふさわしい風格。2000円台で入手可能です。

・オー・メドック・ジスクール

ジェットコースターのような躍動感はないものの、メリーゴーランドのようなほほえましさがあるワインとして登場したオー・メドック・ジスクール。
若々しさが感じられる風味と、ホッとさせてくれる優しさのあるワインです。

古典的なボルドーワインの正統性を踏襲しつつ、フランスワイン特有の気取りがないのが最大の魅力。グリルやシチューなど、洋食の定番メニューとの相性が抜群で、合わせやすいのもメリットです。

作中でも価格の安さが強調されていましたが、現在も2,000円台で販売されています。ボルドーワインでこの価格は試す価値あり!

・オート・コート・ド・ボーヌ・ルージュ

ブルゴーニュの銘酒クロ・パラントゥと遜色のない味わいながら、コスパのよい赤ワインとして登場したのがオート・コート・ド・ボーヌ・ルージュ。

ブルゴーニュの神様と呼ばれた醸造家アンリ・ジャイエの親族であるジャイエ・ジルによる赤ワインで、ピノ・ノワール特有の華やかさと繊細さがあります。
現代的なアレンジがクラシカルなブルゴーニュと一線を画す魅力ですが、ブルゴーニュの神様の遺伝子は骨格にしかりと感じられます。

ジャイエの名前に恥じないブルゴーニュの赤ワイン、お手頃価格で楽しめます。

最後に

『神の雫』に登場する数々のワイン、それぞれがドラマチックなセリフで表現されています。
ハードルの高さを感じる高額のワインが作中で重要な役割を果たす一方で、お手頃価格のワインも数多く登場。
『神の雫』を参考に、ぜひ、ワインの世界に第一歩を踏み出してみてください。ワインの歴史や文化の奥深さを実感できます!

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