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フランス
Chateau GINKGO
フルボディ
赤ワイン 2018年 750ml
生産量は僅か3,600本という希少なワインで、栽培から醸造まで手間暇をかけて丁寧に造られた至高の1本。
ブドウの旨味が濃縮されており、その旨味を土壌由来のミネラルときれいな酸が包み込んでバランスよく口に広がります。
化学肥料、農薬、除草剤等は一切使用しない有機農法。
【ワインのタイプ】渋味も果実味も豊かな、芳醇な味わいの赤
【Tasting Note】
まだ青紫の反射がみられる上品に輝く、ガーネットのローブ。
赤い果実、ブルーベリー、ブラックチェリー、フロンボワーズ、木苺、赤スグリ(レット・カラント)そして、グリオットチェリーやキルシュの香りあり。香りのブーケが口へ口へと早く運ぶようにと、誘惑してくる。スミレ、アイリス、ヒヤシンスなどのブーケの花の香りと、果実味の調和。
口に含むと、果実のあまみを感じる。まだ若いが、タンニンがすでに、心地よい。主張しすぎてこない酸味と程よく調和する。
ボリューム感があり、余韻は長い。
【最高のロケーション】
ボルドー最高峰といわれる偉大なワイン、ペトリュスの醸造に44年間携わったメルローの達人醸造家のベロエさんはじめ、ペトリュスの土壌専門分析を手掛けている専門家が太鼓判を押すシャトーです!!シャトー・ジンコは、サンテミリオンと同じ土壌が続く、「プラットー」と呼ばれる台地にあり(石灰粘土質)、なだらかな斜面はサンフィリップデグイ村に所有する2区画がすべて南向きの畑で標高100メートルと高いため風通しがよく、健全なぶどうが取れる最高のロケーションとなっています。
【醸造&熟成】
メルロー種100%。平均樹齢35-40年の樹で、一部は樹齢65年にも達するヴィエーユ・ヴィーニュがあります。伝統的な耕作、ブドウは手摘みで収穫後、上が開いたり閉めたりできる特注の小さな発酵槽(高さは1メートル50センチと低くワイドなブルゴーニュ式)でおよそ3週間発酵させます。発酵温度は20度から25度。ピジャージュ(櫂入れ)、ルモンタージュ(ポンピング・オーバー)を行います。醸しは、インフージョン(煎じ)風で、自然にゆっくりと時間をかけて行い、樽の中で、マロラクティック発酵を自然に促すようにしています。ほぼ新樽にて18ヶ月熟成。清澄(コラージュ)はせず、またフィルターにもかけていません。
【サクラアワード2021最高賞ダイヤモンドドロフィ受賞】
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フランス ボルドー
メルロー100%
生産者:Chateau GINKGO(シャトー・ジンコ)Yurigusa Risa(百合草 梨紗)
原産地呼称:カスティヨン・コート・ド・ボルドー
容器の種類:瓶
アルコール度数(%):14.0%
テイストの特徴:フルボディ
これはもともと一枚の葉が二つに分かれたのでしょうか?
それとも二枚の葉が相手を見つけて一枚になったのでしょうか?
このようなことを想っているうちに、この葉のほんとうの意味がどうやらわかってきました。
あなたはわたしの歌を聴くたびにお感じになりませんか?
わたしが一枚でありながら、あなたと結ばれた二ひらの葉であることを
『ゲーテ詩集」より(訳・井上正蔵、旺文社文庫,1968)
ゲーテの詩を読むと、イチョウの葉はとても不思議な形をしているのだと感じさせます。
ハートの形にも思えてきますし、2枚の葉が割れて一枚に結ばれる、それを男女の愛の象徴とみたゲーテ。
ドイツではイチョウの葉は愛と友情の印とされているようで、そんなジンコの木を畑購入後、次女の誕生とともに植えたそうです。
それで、シャトージンコ。命名。
皆様に長く愛されるワインを造っていきたい。
という百合草さんの思いを感じていただけます。
百合草梨紗(ゆりぐさりさ)氏はフランス人の夫と二人でシャトーを立ち上げ、日本人初の女性ボルドーワイン醸造家としてトップキュヴェである「シャトー ジンコ」を2016年にリリースしました。
百合草氏は長くワインのネゴシアン業に従事し、いつしか自分のこだわりが詰まったワインを造りたいと思うようになり、ボルドーの有名シャトーであるジスクール、ポンテ・カネ、レ・カルム・オー・ブリオンなどで栽培や醸造を学びました。
現在所有する「シャトー・ジンコ」の1.65ヘクタールの自社畑は、あのシャトー・ペトリュスで44年間醸造家として勤めたメルローの達人「ジャン=クロード・ベルエ」氏に“お墨付き”を与えられた、メルローのための土地を選びました。
「シャトー ジンコ」はメルロー100%にこだわり、2019ヴィンテージからはオーガニック認証「AB」を取得しています。
現在の商品ラインナップは、トップキュヴェの「シャトー ジンコ」に加え、百合草氏が細部まで監修するセカンドレンジ「ジー バイ ユリグサ」のルージュとブランの合計3つのキュヴェを手掛けています。
生産量が非常に少ないですが1本1本丁寧に心を込めて醸造され、素晴らしいワインを造っています。
【経歴】
21歳でボルドーへ留学。
学中は、年間200件以上もの格付けシャトーに訪問。
2002年、ボルドー商工会議所が運営する専門学校にて、商経済、ワインの栽培醸造技術及びテースティングを学ぶ。優秀な成績で卒業後は、その試飲能力を認められ、ボルドー、パリを筆頭とするワインの有力メダルコンクールの審査員を務める。
2006年、ボルドーにて、日本人最年少ネゴシアン(ワイン商)として、今の夫であるマチュ・クレスマンとカイワイン設立。
グランクリュをはじめとする高級ワインの扱い量も極めて多い。
2015年11月にルシンファミリーからサンフィリップデグイ村に1.5ヘクタールのぶどう畑を購入。
3児の母でありながら、クリアでピュアなワインを目指し、ボルドー1、世界一の美味しいワインを造るワインメーカーを目指しています。
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