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イタリア
白ワイン、赤ワイン 赤2020、白2021年
このワインの品質には絶対の自信を持っています。
イタリアの地ブドウで造られるマルケ州の白ワインと赤ワインの2本セット。
ブドウの品種毎に色の違う、かわいらしい「うさぎのラベル」も人気です。
【Tasting Note】
①白ワイン:ファレーリオ2021
やや青みを帯びたきれいな黄色、洋ナシ、熟したメロンやリンゴ、グレープフルーツキャンディやミント等のハーブの香りがあり、スッキリと切れの良い酸味があります。熟した甘夏や夏みかんの酸味と香りが残ります。フルーティで上品な美味しさのある風味と、まろやかで深いコクのあるワイン。
②赤ワイン:ロッソ ピチェーノ2020
すみれ色のニュアンスのあるルビー色。スミレなど紫系の花や苺やプラムなど赤い果実の香り、フレッシュで果実味溢れる風味。うまくバランスのとれたタンニンとおだやかなアルコールがあります。少し低めの温度でお楽しみください。
イタリア マルケ州
赤ワイン:モンテプルチャーノ70%、サンジョヴェーゼ30%
白ワイン:トレッビアーノ50%、パッセリーナ30%、ペコリーノ20%
生産者:VELENOSI(ヴェレノージ)
容器の種類:瓶
土着品種にこだわったブドウ造り。
国内外で評価されているワイナリー
ヴェレノージは、イタリアのマルケ州最南端のアスコッリ ピチェーノで注目を集める生産者です。
父の自家用のワイン造りを小さい頃から手伝っていたエルコレが、抑えきれない情熱と共に始めた当初は6haだった葡萄畑は、現在では172haとなりました。
「1984年若い二人が、アスコリ ピチェーノでゼロからワイン造りをスタート」 当時アンジェラは20歳、夫のエルコレ は25歳でした。親は跡を継ぐことを望みましたが、自分たちがやりたい仕事で成功したいと考えました。僅か9haの畑で、ロッソ ピチェーノ イル ブレッチャローロ(I251)とファレーリオ(I250)の二種のみでスタートしました。
当初は資金も無く、親の援助も得られず、ワイン造りの知識もなく、産地としても無名だったため、今日のような成功を収めるまでには大変な苦労がありました。昼は畑とセラーで働き、夜は懸命にワイン造りの勉強をしました。現在、家族経営のワイナリーとしてはマルケ州で2番目の規模となり、世界48ヶ国に輸出するまでとなりました。
「アドリア海とアペニン山脈に挟まれた、葡萄栽培に理想的な環境」
畑は全てが斜面に位置します。日中は日当たりがよく葡萄を湿気から守り、冷たい海風が吹き抜け、雨が降っても葡萄を乾かします。日夜の寒暖差が激しく、ワインに豊かな香りと酸をもたらします。
「土着品種へのこだわり」
赤はサンジョヴェーゼとモンテプルチャーノをブレンドしていることが特徴です。白は、地葡萄のペコリーノやパッセリーナを使用します。それは、自分の故郷とその葡萄を愛しているからです。また、人々に分かりやすく、品種の個性が際立つことも理由です。
「スタンダードクラスはヴェレノージを知るきっかけ」
全てのワインについて同じ姿勢で向き合い、同じ労力をかけています。それは、エントリーレベルのワインは、幅広い人々の元に届き、ヴェレノージのワインを知るきっかけとなる名刺のようなものだと考えるからです。また自分が造りたいスタイルに合わせるのではなく、ワインが語りかける声に耳を傾け、ワインの個性に沿った造りを心がけています。
<評価>
評価 ヒュー ジョンソンの「ポケット ワイン ブック2019」ではロッソ ピチェーノの最良の生産者として掲載。イタリアワインのガイドとして名高い「ガンベロ ロッソ」等で毎年のように高評価。
「国際市場でマルケ州のワインを牽引するワイナリーは数少ない。その中で重要な役割を果たしているのがヴェレノージで、毎年世界市場での存在を広げている。(中略)固有品種による白ワインやスパークリングワインから力強い赤ワインまで、このワイナリーの強みは沢山あり、品質が非常に安定している。」 「ガンベロ ロッソ イタリアワインガイド2017」
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