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フランス
Caze Thibaut Crayeres
シャンパーニュ NV年 750ml
アルチザン・シャンパーニュの旗手
ヴァレ・ド・ラ・マルヌの新星として世界中からの注目を一身に集める職人的生産者
ギフト可
フランス シャンパーニュ地方
ムニエ55%
シャルドネ45%
生産者:カゼ・ティボー/Caze Thibaut
原産地呼称:A.O.C.シャンパーニュ
容器の種類:瓶
アルコール度数(%):12.5%
Ⅰ.1953年ワイナリーを設立、現当主3代目のファビアン・カゼによりドメーヌ元詰めが改めてスタートした。細部へのこだわりをみせるファビアンのフィロソフィーは「土壌への敬意、ワインへの情熱によってこの土地の個性を表現する」。
Ⅱ.マルヌ川右岸に位置する3つの村、シャティヨン・シュール・マルヌ村、ヴァンディエール村、ルイユ村に点在する15の区画を所有しており、所有面積は2.6haほど。殺虫剤や農薬は使用せずオーガニック栽培を行い、プレスした果汁に自然酵母のみを使用、アルコール発酵・MLFは全てオーク樽を使用している。
Ⅲ.近年ではフランスのL’ASSIETTE CHAMPENOISEやL’ASTRANCE(いずれも3つ星)といったミシュラン星付きレストランにもオンリストされており、その名声を確固たるものにしつつある。
生産者のこだわり
《自然の力を尊重すべきとの考え方》
ヴァレ・ド・ラ・マルヌはモンターニュ・ド・ランス、コート・デ・ブランと並ぶシャンパーニュ重要産地の一つである。この地区はムニエが主要品種となっており、全体の約7割を占める。特に西に向かうにつれて谷間の幅が狭まり冷気が溜まりやすくなる。遅霜のリスクを避けるためには発芽が遅く早熟なムニエが栽培に適しているのだ。また、東側に比べて粘土の表土が厚く、ふくよかで重厚感のある味わいとなる。 エペルネから西に20kmほど離れたシャティヨン・シュール・マルヌ村にワイナリーを構えるカゼ・ティボーの歴史は、現当主ファビアンの祖父が1953年にワイナリーを設立したところから始まる。祖父は自ら元詰めでシャンパーニュを造っていたが、ファビアンの父は自分では造らず全てのブドウをネゴスに販売していた。ファビアンには祖父が元詰めをしていた時代のセラーの匂いや醸造に使われる機械の音などが記憶に強く焼き付いていた。また、自分の手でシャンパーニュを造り、どんな変化が起こりどんな味わいになっていくのかを細部にわたって知りたいという強い好奇心から、父から引き継いだ2009年に自身のワイナリーを立ち上げた。ファビアンは畑の状態を見てまずは土壌を改善するべきだと判断した。自然の力を尊重すべきとの考え方から、化学物質を使用せず有機肥料や堆肥を使って土壌を活性化させ、微生物の育つ健康的な土壌造りを行った。3年かけた土壌改良の結果、畑に生えている植物を見てファビアンはやっとこの畑のあるべき姿になったと感じた。そして満を持してシャンパーニュをリリースしたのが2018年という、とても新しいワイナリーだ。
土壌への敬意、ワインへの情熱によってこの土地の個性を表現する
細部へのこだわりをみせるファビアンのフィロソフィーは「土壌への敬意、ワインへの情熱によってこの土地の個性を表現する」。彼の言葉からは自然に最大の敬意をはらい、それぞれの区画のテロワールを映し出すシャンパーニュを造ることへの信念が強く感じられる。彼のシャンパーニュのレベルの高さは他の生産者からも認められており、2019年にはシャルトーニュ・タイエをはじめベレッシュやアグラパールなどが所属するテール・エ・ヴァン・ド・シャンパーニュの一員となっている。シャルトーニュ・タイエの当主アレックスも仲の良い友人であり、「畑に真摯に向きあい、ワイン造りへの情熱があふれている彼の姿勢を尊敬している。ヴァレ・ド・ラ・マルヌのテロワールを的確に表現する唯一の生産者だ。」とファビアンを非常に高く評価している。またフランスのL’ASSIETTE CHAMPENOISEやL’ASTRANCE(いずれも3つ星)といったミシュラン星付きレストランにもオンリストされており、その名声を確固たるものにしつつある。彼のシャンパーニュが愛好家たちの目に留まりますます注目度が高まっていくことは間違いない。今後の活躍への期待できる、決して見逃してはならない生産者である。
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