アンソニー・ロード　デヴォニアン・ホワイト NV

辛口

白ワイン NV年 750ml

＜AERA Style Magazineで紹介された注目のニューヨークワイン＞

カジュアルさがちょうどいい！ニューヨークのデイリーワイン♪

フィンガー・レイクスにおけるパイオニア的存在の家族経営ワイナリー『アンソニー・ロード』が造る白ワイン。

NYサステイナブル・プログラムに基づいたブドウ栽培には評判があります。
アンソニー・ロードがFox Run Vineyards、Red Newt Cellarsと3社でコラボして造ったTierce 2010 Dry Rieslingが2013年の米大統領就任昼食会に選ばれたことで、大変な注目を集めています。

地質学上の時代である「デボン紀」に由来するこのワインのシリーズは、しっかりとした果実味と親しみやすさが特徴の、フレッシュなブレンドワイン。

【Tasting Note】
香りは、洋梨、白桃などの甘やかな香りと柑橘香が混じり合い、味わいには、グレープフルーツのホロ苦みと爽快感、グースベリー、青りんご、パイナップルやレモンなどの豊かな酸が感じられます。
キリッとしてバランスのよい酸味は、飲みやすくシーフード全般に合わせやすいワインです。特に出汁を使った日本料理やすしとの相性がよく合います。

ギフト可

在庫数：11

2,700円

(2,970円税込)

アメリカ　ニューヨーク

リースリング40%, シャルドネ30%,ピノ・グリ30%

生産者：アンソニー・ロード（Anthony Road Wine Company）

原産地呼称：AVA: Finger Lakes フィンガー・レイクス

容器の種類：瓶

アルコール度数（％）：12.3％

テイストの特徴：フレッシュ＆フルーティ

【生産者情報】

Anthony Road Wine Company（アンソニー・ロード）

NYワインの発展を長年一家で支えてきた、縁の下の力持ち。

セネカ湖西岸に位置する、家族経営のワイナリー。

1973年にジョンとアン・マティーニ夫妻によってブドウ栽培農家としてスタートしたが、当時はまだNYではワイナリーが産業として安定していない時代で、取引先の所有者変更や不安定な需要など、苦労の連続だった。
そして時が経ち、1990年からワイン造りを開始。

この頃からブドウ栽培農家が自らワイン造りに乗り出すところが増え始めたが、アンソニー・ロードはその代表的存在の一つだ。

マティーニ家の 4 人の子どもたちは、幼少時代から畑仕事や栽培、醸造の準備などを手伝って育った。
4人とも大人になってそれぞれが別の道を歩んでいたが、ワイナリーでの思い出やワイン造りへの情熱もあり、2013年に一家は再集結。現在ではマティーニ夫妻に加えて、4人の子どもたちとその配偶者たち、そして 12 人の孫たちも含めた一家でワイナリーの運営を行っている。

225エーカーのブドウ畑を有し、土壌は主にハネオイ・シルト質のローム土壌。
NY州のサステイナブル・プログラム”VineBalance（ヴァイン・バランス）に基づいたブドウ栽培には定評があり、自社のみならず周辺ワイナリーにも良質なブドウを提供している。
また、コーネル大学や地元のコミュニティ・カレッジとのつながりも深く、自社畑のうち 2.5 エーカーは研究や実習に使われている。

アンソニー・ロードとFox Run Vineyards（フォックス・ラン）、そして Red Newt Cellars（レッド・ニュート）の３社のコラボ商品である 2010 Tierce Dry Riesling（ティアースドライ・リースリング）が、2013 年度のオバマ大統領第 2 期就任昼食会にて提供されたことでも大きな注目を集めた。

ワイン醸造に関しては、2000年から醸造責任者だったドイツ出身のヨハネス・ラインハードが、アンソニー・ロードのみならずフィンガー・レイクス全体のワイン生産の礎を築いたと言っても過言ではない。
2014年からはヨハネスの元で経験を積み上げたピーター・ビクラフトが醸造責任者を務めている。
ピーターはブルックリンでファイン・アート関連の仕事をしていたが、2001 年の9.11 テロを契機に、短い人生はもっと楽しむべき、と夫婦でワインの世界に飛び込んだのだ。
彼の感性を反映させたワイン造りも、年々評価が高まってきている。

もう一つアンソニー・ロードを有名にしているのが、毎週末マンハッタンで開催される名物イベント、Union Square Greenmarket（ユニオン・スクエア・グリーンマーケット）だ。
過去 20 年以上もフィンガー・レイクスからマンハッタンまで片道 6 時間かけて毎週末往復し、ニューヨーカーたちにNY ワインを紹介し続けている彼らの功績は計り知れない。