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フランス
Pfann Pinot Gris 2020
フレッシュ・フルーティ
白ワイン 2020年 750ml
黄色い果実のアロマを持つ力強いワインを生み出す畑からできる「ピノ・グリ」。
若きヴィニュロン!7代目の凄腕ジュリアン・ブレル氏が醸すナチュラルなアルザスワイン!
糖度が十分に上がっていたとしても、ブドウが最大限にアロマを発揮できるように、フェノールが成熟するのを待って収穫!その為、この白もAlc度数驚異15度!
自然なやわらかさがあるため、若いうちから楽しむことが出来る究極アルザス・ピノ・グリが限定少量入荷!
モルスハイム村のリュー ディ「ファン」はシェーファーシュタインの中の小区画です。
標高は200〜220m、葡萄の平均樹齢は28年です。マールを含む粘土質土壌です。
昼夜の気温差が大きいため、葡萄の成熟は非常に早いのが特徴です。
手摘みで収穫した葡萄は12時間をかけてゆっくりと圧搾します。
発酵は葡萄の果皮についている天然酵母を使い、ステンレスタンクで行います。
温度は22度以下にコントロールします。アルコール発酵後、マロラクティック発酵を行います。
熟成は228Lのブルゴーニュ樽で、収穫の翌年の8月まで澱と共に寝かせます。
水分が十分に供給される粘土質土壌と独自のミクロ クリマがふくよかで力強いワインを生みます。
自然なやわらかさがあるため、若いうちから楽しむことが出来ます。
ギフト可
フランス アルザス
ピノ・グリ 100%
生産者:ドメーヌ・ブレル元詰(七代目 ジュリアン ブレル家)
原産地呼称:AOCアルザス・ピノ・グリ
容器の種類:瓶
テイストの特徴:フレッシュ&フルーティ
ドメーヌ ブレルは、アルザス北部・バ=ラン県の首都ストラスブールから、西に約25km進んだ位置にあるモルスハイム村の家族経営のドメーヌです。現在は、7代目にあたる29歳のジュリアン ブレルがワイナリーを引き継いでいます。ジュリアンは、ディジョンの大学で葡萄、ワイン、テロワールの修士号を取得後、シャトー シュヴァル ブランなど国内外のワイナリーで経験を積みました。2016年から実家であるドメーヌ ブレルに戻り、2018年には両親から正式に経営を引き継ぎました。同年、葡萄栽培をオーガニックへと転換し、2021VTからは有機認証(ABマーク)が取得できる予定です。
ジュリアンは、モルスハイムのテロワールやヴィンテージの特徴を、ありのままにワインにしています。発酵の際には、あらかじめ一部の葡萄を収穫して潰しておき、果皮に付着する天然酵母によって自然発酵させ、それをスターターとしてプレス果汁に加えています。収穫については、糖度が十分に上がっていたとしても、葡萄が最大限にアロマを発揮できるように、フェノールが成熟するのを待ちます。そのため、ワインのアルコール度数が高くなる年もあります。しかしジュリアンは、これこそがナチュラルで、テロワールのありのままの姿を映したワイン造りだと考えています。
ブレル家のルーツは17世紀までさかのぼることが出来ます。後の18世紀には、アントワーヌ ブレル(1759-1827)が、モルスハイムの高台にある“Oberes Bruderthal オーベレス ブリュデルタール”に最初の畑を手に入れました(oberesはトップ、頂上を表す)。アルザス グラン クリュに格付けされるこの区画は、現在もブレル家が誇りを持って葡萄を栽培しています。
ブレル家は、長年ワインを生産せずに、栽培した葡萄はバルクで販売していました。大きな転機が訪れたのは1970年代の初めです。ジュリアンの祖父ポールが自家元詰めを始め、今日のドメーヌの基盤をつくりました。当時は「ブリュデルタール」を中心とした3haの畑で葡萄栽培を行っていました。また、この時代に隣村ミュツィグの「オルダーフルスト(Horderhurst)」の区画の一部を手に入れました。当時はまだ葡萄栽培のみではなく、混合農業を行なっていました。
1992年、ジュリアンの両親がドメーヌを引き継いだ際に、葡萄栽培に専念することを決断しました。この時からドメーヌの規模を徐々に広げ、醸造設備の刷新を行い、また所有する畑を増やしていきました。先見の明があった彼らは、まだそれほど多くの栽培農家がリュー ディに対して大きな関心を示していなかった時に、「ファン(Pfann)」、「ライメン(Leimen)」、「ハネンベルク(Hahnenberg)」の区画を所有することが出来ました。その結果、引き継いだ時にはわずか3haだった畑は、8haにまで広がりました。そして2016年、ディジョンの大学を卒業し、様々な地で経験を積んだジュリアンがドメーヌに戻り、2018年には正式に両親から引き継いでオーナーとなり、現在に至っています。
ジュリアンは、それぞれの葡萄畑が持つテロワールや、ヴィンテージの特徴をありのままに映し出すようなワインを造りたいと考えています。葡萄が持つポテンシャルを最大限に発揮出来るようフェノールの成熟を待つため、アルコール度数は高くなります。例えば、今回入荷したシルヴァネール、ピノ グリ、ゲヴュルツトラミネールのアルコール度数は15%です。しかしながら、ワインの味わいは素晴らしく、美しくバランスが取れています。ジュリアンは、モルスハイムのテロワールについて「ワインの背骨となる、しっかりとした酸をもたらします」と教えてくれました。このテロワールがあるからこそ、バランスの取れた味わいが得られるのだと 実感させられます。
収穫は全て手摘みです。発酵の際には、あらかじめ小量の葡萄を潰しておき、天然酵母で自然発酵した果汁をスターターとして使用します。SO2は、偉大なアルザス ワインとしての均衡を得るために、必要な時にのみ使用します。
ジュリアンは、「私にとって、ワイン造りで最も大切なものは畑です。ワインメーカーは畑に出て、テロワールを理解し、個々のヴィンテージを感じる必要があります」、「偉大なテロワールを表現したワインにするには、ワインをあるがままに任せることです」と語ります。畑は細かい区画に分かれ、それぞれが異なる多様性を持っています。ジュリアンは、個々の区画、土壌の特徴を見て、それぞれの個性をワインに表現したいと考えています。
■平均樹齢:28年
■収穫:手摘み
■土壌:粘土質
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