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イタリア
辛口
2022年 750ml
フリウリを熟知したクリスチャン・パタが自ら「フリウリらしさ」の表現を求めて手掛けたワイン
良く熟した桃やハーブの大らかな香り。フリウリの内陸部の冷涼なコッリ・オリエンターリと南部の温暖なイゾン ツォのブドウをブレンドすることで、丸く厚みのある果実にフレッシュな酸・ミネラルという絶妙なバランスが生まれました。
このクラスにはない充実感と驚異のコストパフォーマンスを誇るピノ・グリージョです。
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イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
ピノ・グリージョ 100%
原産地呼称:D.O.C. Friuli
容器の種類:瓶
アルコール度数(%):12.5%
フリウリを熟知した敏腕エノロゴ、クリスチャン・パタが自ら「フリウリらしさ」の表現を求めて手掛けたプロジェクト
イタリアの数多くのワイナリーのエージェントだった父親からワインに対する情熱を受け継いだクリスチャン・パタは、学生時代からワイン業にも携わり、尊敬する父の死後は、イタリアはもちろん、フランス、ドイツ、スペイン、カリフォルニアのワインのバイヤーとして経験を積んでいた。世界中のワインに触れる傍ら、故郷フリウリのトップ生産者と親交を深める中で、ワイン造りへの興味が増していったのは当然の成り行きだろう。彼の多大な好奇心に対し、ミアーニのエンツォ・ポントーニやロンコ・デル・ニエミツ、ボルゴ・デル・ティリオなどが、惜しげもなく畑やセラーを提供した。この並々ならぬ信頼関係の下、フリウリを代表する様々なワイナリーで様々な実験的醸造を行うことで、フリウリの畑やワイン造りについて実地で学ぶことができたのは、クリスチャンにとって何よりも貴重な経験だった。
彼のこれまでの経験が凝縮された味わいには、進化しつづけるフリウリの可能性が表れている
このような試行錯誤を行っていた1990年代当時、フリウリでは手入れされず放置されていた畑が多かった。しかし、この地のポテンシャルを確信したクリスチャンは、それを実証すべく、1997年に友人たちと共同でクル・チャーレのプロジェクトをスタート。また同時にクリスチャン自身の活動として、ミアーニなど信頼する生産者のワインを用いた『ネコティウム』のキュヴェを世に送り出し、フリウリの可能性を示した。2001年に正式にネコティウム社を設立して以降、フリウリの地でシルクやロンコ・デル・ニエミツのセラーを借りて自らワインを手掛ける一方、エージェント業も行っており、旧知の仲であるミアーニをはじめ、フリウリを中心にイタリア各地の小規模ながら優れた生産者を世界に発信している。
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