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チリ
07 2020年 750ml
【Emiliana Coyam】 チリワインの文化に「Bio」を定着させた第一人者
ブドウ栽培は一貫したビオでの栽培方法、コンポストなど畑に散布するオーガニック肥料も自らのワイナリー 内にラボを設け生成しています。
ワインは熟したカシスやボイゼンベリーなど赤と紫のベリーの香りを中心とし、微かにワイルドローズやオレガノなどのハーブ、ナツメグやシナモンのスパイスが感じられます。
味わいでは豊かな果実味が溶け込んたタンニンと共に心地よく口中で広がり、しなやかな酸味がメロウなテクスチャーに乗ってゆっくりと染み渡るように味わいの奥行きを表現しています。
チリ
44% Syrah, 30% Carmenere, 12% Cabernet Sauvignon, 4% Mourvedre, 4% Malbec, 2% Petit Verdot, 2% Grenache, 2% Tempranillo
チリの原点パイス品種を復活させよう!
16世紀にスペイン人宣教師によってチリに持ち込まれたブドウがパイス種。
繁殖力が強く収量も多い事から簡単にチリ全土に広がりましたが、海外市場での昨今の高貴品種人気で畑が減少していきました。そんな状況の中でチリワインの原点、伝統品種と呼ばれるパイス種を復興させたいと始まったブランドです。
<ブション・ファミリー・ワインズ>
フランス移民のエミリオ・ブションがチリに入植したのが1887 年。彼はコルチャグア・ヴァレーにブドウ畑を購入しました。1970 年代にエミリオの孫フリオがマウレ・ヴァレーに畑を購入しワイナリーを設立。これが現在のブション・ワイナリーのスタートとなりました。21 世紀に入りチリワインの世界的な躍進と共にビジネスも拡大していきました。現在、ワイン造りはフリオの子供達である4 世代目が引き継いでいます。
彼らは受け継いできたワイン造りを継続する一方、新しいことにもチャレンジしています。古樹のカリニャンを救うVignoの活動にも積極的に参加し、またチリワインの原点とも呼ばれるパイス種にも光を当て温故知新的スタイルのワインを発信しています。
醸造家のクリスチャン・セプルベタは、英国の著名評論家ティム・アトキンMWの2019年チリ・レポートで、「ヤング・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、今チリで最も注目を浴びる醸造家の一人です。
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